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赤ちゃん連れの引っ越しは大変!失敗してわかった乗り切るコツ

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初の育児に奮闘した1年目、夫の転勤で7か月の子どもを抱えて引越しをしました。

 

これが想像以上に大変!

 

大変すぎて、人生でこんなにイライラした毎日はなかったぐらい余裕がなく、夫婦仲も険悪になってしまうほど。

また、子育ての環境もリセットしてしまうので、不安もいっぱいでした。

 

なんとか乗り切ることができましたが、今思うと「こうしていればよかったなぁ」と反省することも多々ありました。

 

そこで、なんとか乗り切った今だからこそわかった、家族が引っ越しを乗り切るポイントを、大変だったエピソードも含めてご紹介したいと思います。

 

 

赤ちゃんのいる引っ越しは本当に大変!

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私が転勤と聞いてまず不安になったのは、「子育てしながら引っ越しができるのか」ということでした。

 

実際、やることはたくさんあります。

そんな中赤ちゃんのいる私と夫でなんとか乗り越えられるのか、とても不安でした。

 

案の定、引越しが終わってから落ち着くまで、夫婦揃って毎日イライラが止まらず、子どもの前では我慢したけど、寝かしつけた後はお互い険悪なムードが続きました。


なぜそんなことになってしまったのか、赤ちゃん連れの引越しで、特に私が大変だと感じたことをいくつか紹介していきます。

 

1.引っ越し準備が大変!手続きや荷造りなど盛りだくさん!

 

1つ目は引っ越し準備。

 

これは本当に大変でした。

 

やることは盛りだくさんで、荷造り、役所の手続き、電気ガス水道を始めとして、郵便の転送など、あらゆる手続きが待ち構えています。


家にいて時間がある私が、忙しい夫の分まで色々やらなくてはと思いましたが、なかなかそうもいかず。


手続きの方法などを調べるのは、子どものお昼寝中に添い寝しながらスマホでできますが、一番大変な荷造りは平日の日中、ほとんどできませんでした。

 

一人遊びが上手にできる年齢なら話は別ですが、うちの息子は後追いして泣くので、なかなか荷造りが進まず大変でした。

 

2.子どもへの影響も大きい


2つ目は子どもの変化です。

 

うちの子は普段はニコニコとよく笑うんですが、この時期ちょっとしたことで不安定になりました。

 

家の中の荷物がどんどん片づいて、段ボール箱が積み上げられて、お父さんとお母さんも雰囲気が違うと察したのでしょう。

 

すぐにぐずって泣き出し、だっこしてなだめる日が続きました。


またある日は、ベビーカーで買い物に出て、スーパーでレジの人に「あら、泣いてますよ!」と言われて見てみたら、静かに泣いていたことがありました。


話しかけてはいましたが、私の顔がちょっと見えないだけで不安だったようです。

こんなこと今までなかったので本当にびっくりしました。

 

こんな不安定な状態が、引越し後もしばらく続きました。

 

3.引越し先の情報が調べても調べても終わらない!


3つ目は引っ越し先の情報収集です。

 

役所の場所から、手続きに必要なもの、近所の小児科探し(ネットで口コミも)などなど。

 

新しい場所に行くとなると、どこに何があるのかや、どんな小児科がいいのかなど調べることが多いですよね。

 

私は子どもがお昼寝や夜に寝た隙にスマホで調べて、メモをするをくり返していましたが、調べても調べても終わらない!

 

けっこう地味に手間のかかる作業で大変でした。

 

4.新居での片づけが実質1馬力に

4つ目は、引越先での荷ほどきです。

 

通常なら二人で行う荷ほどきも、子どもが不安定になってしまったため、私は子どもの目の届く範囲にいなければなりませんでした。

 

そこで私は簡単な掃除や片づけをすることになり、荷ほどきは夫が中心になってやってくれました。

 

子どもの目が離せるのなら、私も荷ほどきを手伝えるんですが、目が離せないとできることも限られるので、ほぼ夫だけが荷解きをすることになってしまいました。

 

2人がかりですればすぐ済むことも、倍の時間かかって大変でした。

 

5.子どもとお母さんの居場所開拓は0から


5つ目は、転居先で子どもとお出かけできる場所を0から開拓しなくちゃいけないことです。

 

私は引越し前は、自治体の子育て支援センターなどを訪問したり、子連れで安心して遊びに行ける場所をチェックして利用していましたが、またそれを0から調べて開拓しなくてはいけません。

 

支援員との相性もあるし、知らない土地で子どもも私も安心できる場所を探すというのは、けっこう大きな問題でした。

 

引っ越しでイライラ!すると赤ちゃんにも影響が

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私が特に問題だと思ったことだけでも、これだけありました。

 

そんな中、夫も私も慣れない環境で引っ越しの疲れもあって、結構イライラしていました。

 

日ごろイライラしていても、何とか子どもにはそれを見せまいとした結果、お互いついぶつかってしまって、ますます険悪な雰囲気になっていました。

 

見せまいと努力していたとはいえ、やっぱり子どもは親の変化を敏感にしっかり感じ取っていたんだと思います。

 

引っ越し前からずっと不安定だったのは、こんな事も原因だったんだなと反省しなくちゃいけないと思いました。

 

そうなってくると、やっぱり子どものケアが一番大切!

 

荷物が片づいている、いないということより、赤ちゃんが新しい環境でも安心していられることが最重要課題だと思った私は、ある作戦を試してみました。

 

赤ちゃんを安心させるために私が試した2つのこと

赤ちゃんを安心させるために、

 

  • できるだけ抱っこしてあげること
  • ぐずったり泣いたりしたら、引越前後の期間は頻回授乳に戻すこと

この2つをやってみることにしました。

 

結果は、やっぱりお母さんのおっぱいは最強でした!

子どもは引っ越し後1か月経たずに、少しずつ落ち着いていってくれました。

 

おっぱいの匂いのするお母さんに抱かれてぬくもりを感じたり、おっぱいを飲んだりすることが、子どもにとって一番の安定剤だったようです。

 

昼夜関係なく頻回授乳に戻したことで私は疲れてぐったりしましたが、子供が安心してくれたことにとてもホッとしました。

 

ほんとうに、ごめんね・・・。

 

赤ちゃんのいる引っ越しを乗り越えてわかったこと

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借りられる手は何でもいいから借りるべし!

私が頻回授乳などで、ほとんど子どもにつきっきりになってしまったので、荷造りと荷ほどきは夫にかなり負担がかかってしまいました。

 

夫はヘロヘロになっていましたが、もうそこはお互い割り切るしかありませんでした。

 

私も貴重品や書類の管理をするとか、できる範囲でフォローするのが精一杯でした。

 

今思えば、友人や身内からの手伝いの申し出をもっと積極的に受け取っておくべきでした。 

 

手伝うと言ってもらっていたのに、引っ越し先が遠いのもあって、なんとかなると思ったのが間違いでした。

 

あと、荷造りや荷ほどきも含めて引越会社にお願いすることも検討するべきでした。

 

赤ちゃん連れの引っ越しを甘く見ていたことで、かなりの負担になったことは反省しきりです。

 

借りられる手を借りていたら、もっと穏やかに引っ越しが終わって、子どももこんなに不安定にならずに済んだかも・・・と今なら思います。

 

まとめ

我が家は見通しが甘かったせいで、ずいぶん大変な思いをしましたが、何とか一番大変な時期を乗り切りました。

 

もっと上手いやり方があったんじゃないかなと今でも思います。

 

とりあえず

 

  • 借りられる手は借りる。
  • できることとできないことは割り切って、あまり悩まない。

これをやっておけば、大抵のことは何とかなるんじゃないかと思います。

 

子育て全般に通じることですが、抱え込みすぎず、手を借りることは引っ越しにおいても大事なんだなと痛感しました。

 

これから引っ越すお母さんは大変だと思いますが、一人で抱え込まずにうまく助けを借りて乗り切って下さいね!