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日々の生活に役立ちそうな、ちょっとしたことから大事なことまでをノートにメモするみたいに書いていきます

犬にマイクロチップを付ける前に!デメリットは?つけた方がいい?

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犬を飼っている方なら

迷子や災害などでの遭難を心配して

マイクロチップを検討されている方も多いですよね。

 

首輪だと、犬が嫌がったり

迷子札が外れてしまうと探せなかったりと

いろいろと悩ましいことがあるけれど

マイクロチップだとその悩みが解消される部分も。

 

犬の体に埋め込むため外れる心配もなく、

また、はぐれてしまった際にも

再会率が高くなるということもあります。

 

そういったことからも、

マイクロチップを装着しているご家庭も増えてきています。

 

こう考えてみると、

首輪よりも断然マイクロチップの方がいい!

と思うかもしれませんが、

少なからずデメリットがあるのも事実。

 

なので、安易に装着を決断するものではありません。

 

大切な家族のために、

マイクロチップのことをしっかり知っておきましょう!

 

つける前に知っておきたい!犬にマイクロチップを付けるデメリット

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良いこと尽くしのように見えるマイクロチップですが

デメリットもあります。

装着する前にしっかり把握しておきましょう。?

装着時に痛みあり

マイクロチップを埋め込む際は、

首の後ろの肩甲骨の間あたりを注射針で注入します。

 

この注射針は、

普通のものより少し太めの針になるので

痛みはゼロではありません。

 

ただ苦痛があるほどの強い痛みではありませんが、

埋め込む病院によっては

局所麻酔をうってくれるところもあるので

まずは、獣医さんに相談することをおすすめします。

 

費用は約3,000円~8,000円

マイクロチップには費用がかかります。

 

埋め込み費用、情報登録費用を合わせると

だいたいこのくらいの金額になります。

 

さらに局所麻酔をするとなると

その費用が加算されてきます。

 

定額で準備が出来る迷子札に比べると、

やはり費用はかかってきますね。

 

ただ、

自治体によっては装着費用を補助してくれる場合もあるので

一度確認してみてもいいかもしれません。

 

マイクロチップを埋め込むだけでは意味がない

誰かに見つけてもらったとき、

マイクロチップの情報を読み取るためには

マイクロチップリーダーが必要になってきます。

 

動物関係の公的機関では、置いてあることがほとんどですが

一般の方で持っている方は少ないです。

 

そのため、

もし一般の方に見つけてもらっても

マイクロチップだけでは自分の元に帰ってこない

という可能性もあり得ます。

 

こういった万が一に備えて、

迷子札との併用をするといいでしょう。

 

体への影響

やはり、マイクロチップを体に埋め込むので

影響がゼロという訳ではありません。

 

まず、アレルギー反応が出る可能性があるということ。

 

マイクロチップを埋め込むことで、

ショックを起こしたり、何らかの副作用が出たり

あまり大きなニュースは出てはいないものの

可能性が全くないということでもないので

あたまの片隅に置いておく必要がありそうです。

 

そして、病院での検査をする際

MRI撮影に影響がでる可能性があるということ。

 

病院の機材によっては、

画像が乱れて異常が見つかりにくくなる可能性があります。

 

見つかるはずの病気が、

マイクロチップの影響で探すことが出来ず

命にかかわることもあるかもしれないということも

覚えておいた方が良いかもしれません。

それでもやっぱりメリットの方が多い!つけた方がいい理由

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これだけリスクのあるマイクロチップですが、

年々、装着率が増加していたり

海外では装着義務化しているところもあるのは

やはりつけることのメリットが大きいからです。

 

震災などの自然災害も多い今の時代、

飼い主と愛犬が離れ離れになってしまうことがほとんど。

 

そんな中、

保護されたとしても迷子札しかつけていない場合

飼い主と再会できる確率はわずかです。

 

なぜなら、迷子の間いろんな所を行き来している間に、

首から外れてしまったりすることも多いからなんですね。

 

でも、マイクロチップであれば

一度埋め込んでしまえば無くなる心配はありません。

 

氏名、住所、電話番号などの情報を登録し、

引っ越した時にも情報変更等もしっかり行っていれば

もし、離れ離れになったとしても

動物愛護センターや警察署等で保護された場合は

すぐに愛犬と再会することができるのです。

 

ただ、デメリットの説明にもありましたが、

マイクロチップを読み取る機械が一般の家庭にはないので、

一般の人に保護されても、

マイクロチップだけだと情報がわかりません。

 

だから、

マイクロチップと迷子札の併用が一番おすすめ

というわけなんです。

 

いつ、どんなタイミングで、

愛犬と離れてしまうかわからないからこそ

リスクを理解して、

マイクロチップの装着を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

どうやっても、犬と人間は言葉が通じません。

 

だから、このマイクロチップさえあれば

犬自身が自分の家族や家の場所を伝える事が出来るんです。

 

こういった理由で、

世界でも広く普及されているのかなと思います。

 

だけど、いくつかのデメリットが多いのも事実。

 

“皆が利用しているから”という安易な考えで

マイクロチップの利用を決めるのではなく、

 

まずは、

飼い主がマイクロチップについての知識を学び、

理解をし、話し合いをしたうえで

本当に必要かどうかを見極めることが大事です。